INTERVEW06

日々、成長。
技術の研鑽を続けています。

株式会社 マルタ池田興業 高橋祐馬さん

「仕事」を頭と体で覚え、
コツを掴むまでが苦労するところ

高校卒業後に、新卒でこの会社に就職して10年が経ちました。
1年目、2年目は建柱業務を担当することが多く、2mから3mの深い穴を日々掘っていた記憶があります。建柱作業においては電柱の長さの1/6は埋設しますが掘り方にもコツがあり、コツを掴むまでは体力勝負の大変な仕事だなと思うことも少なくありませんでした。しかし、このように日々の業務の中で体と頭を使って、一つひとつ業務を覚えることで、やりがいが生まれたことも確かです。
実際の現場は教育センターでの実習とは違って、電柱の上の状況が一本一本異なり、電気だけではなく電話線なども引かれていますし、蜘蛛の巣などがあることもあります。複数の現場を経験し、自分で状況判断しながら作業を行う必要があります。

通電している電線を扱うのは高度ですが、
やりがいもあります

高所作業車は、自分で操作しながらさまざまな作業を行います。
下にいる人やものに最大限の注意を払いながら、通電している電線を扱います。
絶縁ボレロや手袋、長靴などを装着して、専用の工具を使って電線を切って再度接続するなどの、一歩間違うと命に関わるような作業も多くあります。事故が起こらないように会社やトーエネックで定めた作業手順に従い、正しく安全な作業が求められます。
危険を伴う作業も多くありますが、お客様に「ありがとう」と言って感謝していただけると励みになりますね。

できなかったことができるようになる、
そのステップがわかりやすい

配電の仕事は、経験や実務実績により検定を伴う階級制度を敷いています。
昇級に際しては、自社だけではなくトーエネックの厳しい審査を受けて、合格することで自分自身の格付が決まります。階級が上がれば、自分自身でできる業務の幅が明確に広がることから、自分自身の成長がわかりやすい職業であると思います。
私自身は高圧S級を目指して現在、トーエネックの指導を受け、技術を磨いている最中です。指導に際しては、自分の知らなかったことを新たに知ることができたり、自分自身の技術のダメな部分を指摘して頂くなど、得るものが多い毎日です。

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